ファストファッションとノンブランドの違い

古着を売ろうとおもているとき、買取してくれるサービスのWEBサイトをみていると
ファストファッションは買取できません。
ノンブランドは買い取りできません。
このような言葉をめにすることがありますが、ノンブランドとファストファッションの違いわかりますでしょうか?
けっこう、あいまいなところも多いですので、説明しておきたいとおもいます。

ノンブランド

ノンブランドに決まった定義はありません。 一般的には、商標を付けていない低価格の商品をノンブランドということが多いようです。 古着店などでは、もともとの値段が安いものをノンブランドと呼ぶこともあります。 ノンブランドの定義はお店ごとに違いますが、だれもしらないようなブランドで低価格の服の場合は、ノンブランドとして仕分けされるケースが多いようです。

ファストファッション

ファストファッションは、トレンドを取り入れた衣料品を大量生産し、短いサイクルで販売、低価格で提供するファッションブランドや業態のことを指します。
特徴として品質が良く、流行りの服を低価格で販売されているというのが、ファストファッションの特徴です。
ファストファッションは環境問題を抱えているとも言われています。価格を抑えるため、素材や染料などに科学的なものを使っていることが多く、環境に有害となる場合もあり、同じデザインの洋服を大量生産して製造コストの削減、短いサイクルでの販売で次々と新しい洋服を作っているので、大量の売れ残った服を廃棄しているという問題もあります。

UNIQLO ユニクロはファストファッションなのか?

ファストファッションの日本の代表といえば、ユニクロとおもうかもしれませんが。
ユニクロは企画から開発、生産、販売までを同一企業が一貫して行うビジネスモデルをとっており、いわゆるSPAと呼ばれるビジネスモデルです。
「トレンドを取り入れた低価格帯アイテムを短期間の企画・生産サイクルで大量に展開するビジネスモデル」というのがファストファッションの定義だとすると、
「UNIQLO(ユニクロ)」はSPAブランドの代表格ですが、商品開発期間が中長期にわたる商品も少なくない上、トレンドを追従した商品構成であるとは言えないとおもいます。
毎年すこしアップデートを繰り返して同じ服を販売していますので。
この点を考慮すると、「UNIQLO」はファストファッションブランドに該当しないと言えるのかもしれません。GUの方がファストファッションだと言えると思います。

しかしながら、セカンドストリートの公式ブログなどではユニクロはファストファッションに分類されており、古着をリサイクルするうえではファストファッションと認識しておくといいとおもいます。